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中一娘が本気で想像したら…飛行機に乗り遅れそうになりました。
Days:2016.08.14 Categories:子育て(子どものこと)
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先週、夫の単身赴任先の北海道へ子ども2人を連れて行ってきました。
成田空港からジェットスターで出発。
快適な空の旅になるはずでしたが…。
成田空港からジェットスターで出発。
快適な空の旅になるはずでしたが…。
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搭乗直前に突然の体調不良
行きの飛行機に搭乗する直前、娘が腹痛を起こしました。
数日前から旅行を楽しみにして興奮状態だった娘。今までは旅行が近づくと不安になり、不機嫌になることが多かったので、「珍しいな~」と思っていました。当日も朝から元気で、私も安心していたんです。
成田空港までも順調で、弟と仲良く過ごしていました。
ところが、すべての手続きが終わり、搭乗口で待っていて、あと10分で搭乗!という時になって、
「トイレに行きたい。」
「まだ時間があるからいいよ~」と軽く送り出しましたが、イヤな予感。トイレまでついて行きながら「大丈夫?」と聞くと、「お腹が痛い…」という返事。
私はまだ余裕があったので、「急がなくていいよ~」と送り出しました。
でも、搭乗のアナウンスが流れても出てきません。便秘には時々なっていますが、腹痛を起こすことはあまりないので、ちょっと不安になり、ジェットスターのスタッフさんに「搭乗は何時までだったら間に合いますか?」と尋ねてみました。
私としては、あと5分とか10分とか教えてくれれば、娘に声を掛けて、出てくるようにすれば良いという軽い気持ちだったんです。でも、声を掛けた途端、スタッフさんは深刻な表情で「どんな症状ですか?」と聞かれてしまいました。
「い、いえ、ちょっとした腹痛なので、すぐに出てくると思うんですけど…。」と言ってみましたが、ほかのスタッフに相談しに行ってしまいました。
そして、戻ってきて言われたのが、
「次の便でもいいですよ。」
(「え~イヤだ~、絶対乗る~」)と心の中で叫びながら、「いえ、子どもはすぐに出てきますから。言ってきます」とトイレに走り、娘を連れ出してきました。
その後、落ち着いたので乗ろうとしましたが、「列の最後の方が乗ってからで大丈夫ですよ。ぎりぎりまで待って様子を見て下さいね。」と念押しのひと言。
そうなんですね。こちらとしては、これくらい大丈夫だろうと甘く考えていましたが、飛んでから何か起こっては迷惑がかかりますよね。
飛行中も腹痛は続きました
私としては、乗ってしまえば治るだろうぐらいに考えていました。普段、腹痛で苦しむことがなかったので。
ところが、搭乗ゲートを過ぎて飛行機までの道のりでも、力なく「痛い…」と。乗り込んでも痛みは治まらない様子です。
そのうえ、悪いことに出発準備が遅れているとかで、飛行機が離陸しません。結局、乗った状態で一歩も動けず、1時間待たされてしまいました。
その間も娘の様子は変わりませんでしたが、ジェットスターのキャビンクルーの人たちが代わる代わる様子を見に来てくれたのは有り難かったです。
ちょうど私たちの前の列が非常用に空いていたので、「離陸してシートベルトを外したらそこで横になって良いですよ」と言ってもらいました。
1時間経ってようやく離陸し、すぐに安定飛行になったので、シートベルトを外せるようになりましたが、お年頃の娘は、横になるのはイヤだったらしく、「ここでいい」とのこと。
せっかく初めての飛行機で良いお天気だったのに、ろくに外も見られず、ずっと「痛い」と言い続けていました。
受託手荷物の受け取り所で事態が好転!
結局、着陸して降りても痛みは続き、「今日の旅行の予定は変更しないといけないな~」と思いながら受託手荷物を受け取り所に流れていきました。この時はまだ、「手荷物を待つのに時間がかかったらどうしよう」と内心、心配していました。娘が立って待っていられなさそうだったんです。
ここでサプライズが起きました!
ひと足先にエスカレーターを降りていた息子が、私の荷物を発見!
手荷物は、ベルトコンベアの上をぐるぐる回っていますよね。私の荷物はバックヤードから出てきてすでに1周していたらしく、今にも再びバックヤードに吸い込まれそうになっていました。
これで受け取れないと、1周待っていないといけません。
「Kenta!取って!」と叫んだら、走って荷物をつかんでくれました。これで荷物受け取りの待ち時間ゼロで外に出られます。
「やったー!!」
「Kenta、お手柄だね。何かごほうびしないと」と言いながら出口を見ると、夫の姿が。
すると、不思議不思議。娘の腹痛はすっかり治りました。
私が夫に「Mimiちゃんすごくお腹が痛いから、予定を変更して家で休みたい」と話していると、平然と「大丈夫」と言っています。
本当に不思議です。本当に、成田の搭乗口から新千歳の荷物受け取りまでだけ、ものすごくお腹が痛かったんです。その後の旅行中もいちども痛くならず、帰りの飛行機はとても元気でした。
突然の体調不良の原因は?
娘が言うには、「千秋先輩だ」と言うのです。
我が家では、昨年春、「のだめカンタービレ」のビデオを家族で見て夢中になり、娘は千秋先輩が気に入ったのだと思いますが、息子はバイオリンが気に入って、習い始めました。言うなれば、親子で夢中になったドラマだったんです。
そこに登場するイケメンが、玉木宏扮する千秋先輩なのですが、千秋先輩は才能があるのに、留学をしたことがありません。その理由が、幼少の頃の飛行機事故だったのです。着陸の時だったかと思いますが、飛行機が激しく揺れて、親しく会話を交わしたおじいさんが心臓の薬を取り落とし、それが原因で亡くなってしまいました。
その様子を、初飛行機の娘は何度も想像してしまったようなのです。それも乗り込む前に。
最近、娘は、上手に想像力をはたらかせて、荷造りもうまく行きました。⇒ 子どもの想像力にはパワーがある?!リアルに想像すると願いはかないます。
その想像力で飛行機のトラブルを想像してしまったので、具合が悪くなったようです。それも、本当に飛行機に乗っている間だけです。
後で、母に話したら、「痛いのは気のせいだったんじゃない?」と言われましたが、本当に痛そうだったんですよ。本人も痛いと言っていましたし。これはストレス性なのでしょうね。
それにしても、飛行機を次の便にしなくてはならないかもしれないほど、リアルに想像して体調不良を起こすなんて…。わが子ながら、ほとほと呆れます。
想像力は良いことに使ってね、Mimiちゃん。
こちらまで具合が悪くなりそうな旅行のスタートになってしまいましたが、勉強になりました。
飛行機に乗る時は、体調を整えておき、クルーの方々に無用な心配をかけないことが大切ですね。出発が遅れたのは娘のことではなかったので良かったですが、「そもそも車や新幹線の旅とは心構えが違うのだな~」と痛感しました。
それにしても、終始、親切な対応をして下さったジェットスターのクルーの皆さん、ありがとうございました♪
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